小さいは正義 α NEX-6
前回の更新からかなり間が空きましたが、管理人がレポートやらなんやらを溜め込んだせいであります。まあゆるくやってるブログなのでご容赦を…。
さて、最近僕は突然カメラにお熱になってしまい様々な写真機を買い漁っているのですが、その中でもメイン的な扱いとなっているカメラをレビューしてみます。
α NEX-6でございます。今までEOS Kiss X5を所持していたのですが、小型と言ってもレフ機ですので持ち出すのが億劫になりほとんど引き出しの肥やしになっていました。
ちゃんと使うカメラとしての条件は、
●コンパクトなこと、
●X5から(なるべく)スペックダウンにならないこと、
●オールドレンズも気になるのでミラーレス
といったところで、最初はα6000かフジのX-E1あたりを考えていましたが、たまたま某フリマサイトでお安く譲ってくれる方がいたのでポチりました。感謝です。
後継機のα6000に比べ、画素数やAF性能が劣っていますが、逆に言えば高感度に強そうですし、MFレンズならAFは関係ないです。それどころか、ファインダーや水準器、本体サイズなどでこちらのほうが勝っていますし、マグネシウム合金のトップカバーなど質感でも一段上です。
実はNEX-7も考えていたのですが、スペック的に色々厳しいところがあり断念しました。(独自の操作系やその佇まいなど未練ありまくりなので今後掴むかもしれません。箱かっこいいし!)
同時にM42とミノルタのMDマウントのアダプターを購入しました。オールドレンズの定番とも言えるM42はともかく、αの生みの親であるミノルタのロッコールレンズというのがどうしても気になってしまって…。
MD,NewMD世代のミノルタレンズとは見た目の親和性もバッチリです。
まあ、マウントアダプター分ちょっと長くなっているので、スマートになるにはEマウントがいいんですけどね。(SEL1670zとか欲しい)
デザイン的には一眼にありえない凝縮感って感じでとっても好みです。全体のシボ加工もうるさくなく上品ですし、後継機と違いトップのラインが斜めになって薄く見えます。当然小指が余りますがこのサイズとしてはグリップは良好です。
初期NEXのUIはイマイチとよく言われますが、個人的には言うほど悪くないかなって感じです。
メニューは縦スクロールで何がどこにあるかわからなくなることがありますが、必要な機能はファンクションですぐ呼び出せるように設定できるのでメニューを開く機会は少ないです。ただ他メーカーのカメラに慣れていると印象が違うのかもしれません。
NEX-6や5Nのセンサーは完成度が高いとよく言われています。少し前にロッコール35mmをおともに夜間スナップで使ったのでいくつか載せますが、シャドーの粘りが結構あります。撮って出しでダメだと思ってもRAWで持ち上げてみるとなかなか…なんてことも。
なんとなく低画素機の魅力に触れたような気がしました。
まだ全然使いこなせてませんが、このサイズ感なら気が向いたときに持ち出してやろうって気にさせてくれます。MFレンズでも拡大にピーキングと最大限サポートしてくれますし、AF合焦もそれなりに早いし、最新モデルよりカッコいいし()。
僕の固体は例の液晶コーティング剥がれがあったのですが、Xperiaの要領で飛散防止フィルムを剥がしてやるときれいになりました。今はその上からフィルムを貼ってます。(試す場合は自己責任で)
これから長い付き合いになりそうです。